ロードホッパー Type5i EVO Open-primary |
2010 | 年式 |
車検
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無し(平成28年6月) |
走行
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1,431Km |
備考
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ワンオーナー 乗車定員1名 |
長さ
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2280mm
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巾
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720mm |
高さ
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920mm |
重量
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240kg |
排気量
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1337cc |
取材日2017年8月
ロードホッパーは有名なハーレーのカスタムショップ「ゼロエンジニアリング」がデザインしてパーツメーカーの株式会社プロトが製造したバイクです。 (後にカスタムショップ「ゼロエンジニアリング」はプロトより独立。) このモーターサイクルの生立ちは、カスタムバイクであった。1990年代より数々のカスタムバイクショーで高い評価を得るに至ったその活動は、しかし、ユーザーの大切な一台のメインフレームにまで手を加えるという製作プロセスも多く、ある種のリスクを伴うものであった。 そして2003年、次の領域へ進むためのアクションこそが、カスタムテイストをキープしながら信頼性や安定した品質を実現するための、量産化。大手メーカーでは当然のように行われる、試作とテストの繰り返しというプロセスを加え、人を安全に目的地へ運ぶ道具として世に放たれたのが、ロードホッパーである。 (ゼロエンジニアリングから引用) ロードホッパーは改造車ではなくカスタムテイストの量産車両としてリジットフレームを採用しています、搭載するエンジンパワー、重量、脚周りの仕様によってどの方向からどれだけのストレスがかかるのか入念に検討し、車両全体のパッケージングにジャストな設計がなされたリジッドフレームです。 車両製造メーカーとして当然の工程を経てカタチになるそれは、現代において「最も高品質なリジッドフレームバイク」と評されるロードホッパーの、最も重要な構成部品と言えます。 エンジンはハーレーダビッドソン製エヴォリューションV2。 1337ccのEVOエンジンは、本家H-Dのラインナップからは1990年代に姿を消した、低速域からの鼓動感とトルクフルな走りはハーレーらしさを色濃く残しながら、生産技術の向上により安心してロングランが出来る信頼性を持つ「名機」と呼ぶにふさわしいエンジンです。 フロントフォークは完全自社設計&Made in Japanによるスプリンガーフォークを装備しています、ビンテージスタイルに相応しいスプリンガーフォークもまた、 形状の検討からフリクションカラーの材質に至るまで吟味された専用部品です。 前後の16インチバルーンタイヤも、「ゼロスタイル」に欠かせないパーツです。 クラシカルな雰囲気満載のロードホッパーは、こだわりのEVOエンジンを採用しながらもインジェクション化により始動はセル一発で元気よく目覚めます、寒い冬でも同じです(バッテリーのメンテナンスは昨今も同様に必要です)。 発進時も、極低回転域から強力なトルクを発揮してくれるので、クラッチミートも簡単にイージースタートができます。 その走りは、ハーレーらしい鼓動感を感じるEVOエンジンと、リジッドのグースネックフレームにより独特の世界観を感じられます。そしてオンリーワンといえる独特のルックス「ゼロスタイル」を持つ現代では稀有の存在です。 このロードホッパーは、正規ディーラーから、初年度登録平成22年12月の展示車を平成23年6月に購入されましたので実質ワンオーナーです。 ロードホッパーのType5 EVOには3機種があります、このオープンプライマリーは基本仕様より約20万円高のオープンベルトタイプです。 購入後に継続車検は1度受けましたが、あまり乗らないためその後は切らしています。 倉庫の中で保管し、調子を保つため定期的にエンジンを掛けていますので、取材時もセル1発で目覚めました。 インジェクション仕様の為アイドリングも安定しています。 【 カスタム内容 】 マフラーは純正オプションの消音機が短いタイプに変更しています、変更したものの、ノーマルと同じくらいの音量なので、換えなくてもよかったとのオーナーさんの感想です。 ノーマルマフラーも保管していますので一緒にお譲りします。 車検時には、プライマリーカバーを取り付ける必要があるそうです。プライマリーカバーも保管してありますので一緒にお譲りします。 オプションのブラスステップキットを取り付けていますが、これもノーマルを保管しているそうです。 残念な事にロードホッパーは、生産中止の発表がありました。 興味のある人は、早めの行動をおすすめします、エコ&安全装備に対応する事と、シンプル&趣味性の追求は両立が難しそうです。 車両は愛媛県にあります。 自動車税の未経過分の負担をお願いします。法人登録の為車両価格には別途消費税が掛かります 以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録、及びエンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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