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モトマーチン CB900F
1992 年式

車検
27年12月
走行
6,036ml 備考 乗車定員 1名

長さ
高さ
重量
排気量
900cc

取材日2014年 1月

モトマーチンは、フランスのビルダーです。

この車両はイギリスで登録されていたものを

1991年に入手し、1992年1月に国内の公道走行に必要な物を書類と共に整え、型式不明で

ナンバーを取得しています。以降国内ワンオーナーです。スピードメーターは数少ない

オリジナル部品ですが、入手した時に約3,000マイル(約5,000Km)

現在も6,000マイルほどと年はとっていますが

距離だけはあまり進んでいません。


モトマーチンのフレームは、6気筒CBX用、4気筒大型(ホンダ・カワサキ)、4気筒小型(スズキ)とあるようで

このバイクは大型用フレームとなります。

エンジンはホンダのCB900F用を搭載しています。


フレーム以外はオーナー自らが仕様を作っていくバイクという認識で、オーナーは22年かけて楽しみながら現在の形にしました。

オリジナルが一番良かったかもしれませんが、操縦安定性はオリジナルより明らかに向上しているそうです。

しかしながらエンジンの外側をパイプが回っており見た目はかっこ良いのですが乗り手に楽をさせてくれるマシーンではありません。


エンジン周りでは、FCR39、自作の油圧クラッチ、CB400SFのマグネットと自作ACGカバーが

大きな変更で、油圧クラッチ、マグネット発電周辺は、いろいろなショップでCB用のを

開発されているようなので、ご自身で作成されない場合は、それらのショップのものに

変換可能と思います。


また、以前はTURBOを装着していました。(自前で、キャブに加圧した大気を通すタイプです)

燃料ポンプへの電圧を落して調整していましたが、現在降圧装置が壊れてしまったので工夫が必要です。

燃圧をかけない場合はお付けする機器で加給エンジンを楽しめると思います


現在の仕様

ホイール: MARVIC 17インチ 前3.00 後5.00

前キャリパー:AP ワンブロック削り出し異径4ピストン

前ディスク:SPONDON製320mmステンレスフローティング

後キャリパー:NISSIN製片押し(スピードトリプル用)

後ディスク:SPONDON製220mmステンレス


フロントフォーク:CB1000用 43φ(ノーマルスプリング)

みつまた:SPONDON製可変オフセット 205mmピッチ

スイングアーム:SPONDON製ワンオフ

リアショック:オーリンズ 別タンク型

リアスプリング:フォックスレーシング


タンク:ハリス製ワンオフ

ガソリンタップ:ハリス製削り出し GPタップ


ハンドルバー:SPONDON製 

前ブレーキマスター:NISSIN製ラジアル

後ブレーキマスター:NISSIN製(スピードトリプル用)

クラッチマスター:NISSIN製ラジアル

クラッチスレーブ:VTR1000用


キャブ:FCR39

マフラー:モトマーチンオリジナル


点火コイル:ASウオタニ

点火ユニット:ASウオタニ


シートセクション:オーバーOV-10A用


フレームはモトマーチンです。


エンジン周りは、2012年5月に、シリンダーヘッドを新品の物に組み替えています。

(バルブは、オリジナルのままですが、良くあるカムホルダーのネジ山上がりは、この時に新品交換しているので全て無事です)

クラッチは、自家製油圧ユニットに変えていますが、玄人部品ではありません。

ACGもオリジナルが壊れた時に同じクランクテーパーを持つCB400SF用の永久磁石式に変えています



特記事項

・ 外装は、白パール、赤キャンディー、青キャンディーの3色自家塗装です。

・ 予備パーツはタービンなどたくさんあります。

車両は東京都下にありました。

個人の為消費税はかかりません。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。

整備履歴、修復歴などに関しては、ばいく見聞録で裏づけを取ったものではありません。

【平成27年2月8日更新 SOLDOUT】



SOLDOUT



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