MVアグスタは公的には1945年に設立されたが、アグスタグループの
ベンチャービジネスの第一歩は、第二次大戦が終ろうとしていた1943年
征服下にあるイタリアでドメニコ・アグスタの再生計画によって始まっていた。
世界中のエンスージァストにとってMVアグスタはスタイル、スピード、
豊富なスタミナと、どれをとってもべストなイタリアンバイクだ。
なかでも伝説的なDOHCフォア”ファイヤーエンジン”は1950〜60年代の
サーキットを席巷した。
125TELの誕生
MVアグスタ最初の市販車は98ccの2サイクルモデルです、1948年になると、
戦後の旺盛な需要に応じて工場はフル稼働しMVの生産ラインは増産された。
同年には改良型125ccのプロトタイプが作られた。
1252T4Vと呼ばれ、後に1950〜60年代のシングルシリンダー
(2ストローク、4ストロークとも)のMVに使われたフレームが
初めて使われたモデルだった。
リヤサブフレーム部分の両面にブーメランやバナナに似た形状のチューブを
使ったデザインで、エンジンユニットは車体ストレスメンバーとなる、
いわゆるダイヤモンド形式のフレ−ムだった。
リヤサスペンションにはスイングアームを採用していたが、フロントには
従来のガーターフォークをまだ使っていた。
ちなみにこの年の125ccワークスレーサーにもガーターフォークは使田されている。
また、これもレーサーに採用されている4速ミッションを装備している
これは市販車としては例外的な豪華装備といえる
車名の4V(ベローチェ)はこれを示している、”125 2T4V”は
すぐにこのクラスのベストセラーとなり、
1949年にはTEL(touring and luxcuryの意)のモデル呼称が与えられた。
これがMVアグスタ125TELである、基本デザインがとても良かったために、
20年後になってもここから派生した大排気量モデルがスぺインでライセンス生産され
るほどだった。
MVアグスタ125TELのカラーリングは明るいレッドで、タンク両側は
鳥の羽の形にクローム仕上げされている中にゴールドのボーダーラインと
MVの口ゴが付けられた。
フロントマッドガードの上にゴールド文字のシンブルな”MV125cc”という
風切板がついている。
この車輌はイタリア人のコレクターから譲り受けて輸入した物です、
書類は通関証があります。
イベントレースで普通に走行出来る、良いコンディションです
排気音は歯切れの良い音です、動画にて参考にして下さい
(写真の最後にあります)
外観は良い状態です、あまりにキレイなのでレストア済みの可能性があります、
ライトは現状で点灯しません。
スペアマシンとして、程度が悪いですが(サビや汚れあり)エンジンとフレームを
一緒にお譲りします、又、フロントフェンダーは予備部品を付けます。
車輌は千葉県にあります
個人の為、消費税はかかりません。
以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。
販売価格 82万円
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