BMW R100RS |
1978 | 年式 |
車検
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切れ H25年 |
走行
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52,788Km | 備考 |
長さ
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2180mm
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巾
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800mm |
高さ
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1310mm |
重量
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230kg |
排気量
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970cc |
取材日2017年 2月
BMW R100RSは高速ロングツアラーとしての性格付けがされていて、しかもBMWレーサーと同じRS(レンシュポルト)の名称が与えられたモデルです。 R100RSは量産車としては初めてのフルカウリングとキャストホイールが採用されました、これらの装備はBMWの目指す高品質な製品造りにふさわしいものです。 特に、ハンス・ムートがデザインしたFRP製のフルカウリングは空気抵抗減少、ライダーの保護は勿論のこと、フロント部分にダウンフォースを与える役目まで持っています。 長い年月をかけて熟成されてきた空冷4サイクル水平対向2気筒OHVは、世界中の愛好者から支持を受けています。 こちらのR100RSは1978年式、再生産されたモノショックの初期型モデルです。 一見して分かる変更点が、リヤサスがモノショックになった事です、エンジン特性はパワーよりもトルク特性を重視して、ロングツアラーとしての完成度を向上しています。 フラットツインに愛着を持つオーナーさんは2007年にフルオーバーホールをしています。 エンジンのオーバーホールをAMSフジイに依頼、FCRキャブレター(チョーク付)に換装してセットアップしたエンジンは綺麗なパワー曲線を描くパワーチェックシートを見れば、低回転からトルクが豊かでパワフルというのが納得できます。 エンジンOHの納品請求兼分解整備記録簿・パワーチェックシートを保管してあります、リヤサスをオーリンズに交換したのもこの時です。 イグニッションはボイヤー製を使用、フジイさんも納得した品質だそうです、最初は純正のイグニッションを正規代理店から高い金額で購入したものの1年ほどで壊れたそうです、その為、何度も使っていて信頼性のある(しかも安い)ボイヤー製にして正解だそうです。 このチョイスはレストア経験が豊富なオーナーさんの本領発揮といえます。 ミッションはオーナーさんが自分でオーバーホールしています。 ウイークポイントの電気配線は、気になる箇所をやり直しているそうです。 平成23年の車検証には旧走行距離が52,500km、有効期間の満了する日が平成25年4月26日と記載があります。 大型車に乗れなくなったのが売却理由です、一生大事に乗るつもりだったそうですが・・・今はサイドカーに夢中になっているそうです。 タイヤは8分山程度、バッテリーは新品を装着予定。現状で車検に受かるコンディションです。 ただ一点、左サイドミラーには鏡面に曇りが部分的にありますので、交換したほうが気持ち良く乗れるでしょう。 一生物のBMWをお探しの人におすすめのR100RSです、なにしろオーナーさんはバイク旧車業界では知る人ぞ知るエンスーさんです。 英語がネイティブなのでバイク趣味先進国の欧米から部品調達ができます、これは心強いと思います。日本語も堪能なバイク趣味人です。 車両は東京都にあります。 個人の為消費税はかかりません。 以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。 |
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