1940年式 BSA M20 です。
ミリタリーモデルのM20は1942年まで、いくつかのモディファイを受けながらBSAの手によって生産されました。
BSAの資料によれば、戦争が始まるにもかかわらず顧客からオーダーのあったM20をスウェーデン、南アフリカおよびインドに輸出しました。さらに第2次世界大戦が交戦状態となってもまだ、海外の政府、および民間のディーラーおよびディーラーと同様にオランダ、アイルランド、インドおよび南アフリカを含む国々に輸出していました。
現オーナーさんは、2年前にインドから輸入したそうです。
当時は粗悪な状態でしたが、現在はほぼレストアも完了しツーリングに使っている状態だそうです。
取材時も、キックで簡単にエンジンは目覚め、マフラーからの煙もなくいい音を奏でていました。
ドライサンプのタンクに、リターンオイルが流れて来た事も確認しました。
特に電装系は今日のパーツをうまく流用していて、夜間の走行でもしっかり充電されるそうです。
オーナーさまは、たびたび出勤前にM20で近くの峠に早朝散歩に出かけるそうです。また高速道路では、50マイルで巡航できるそうです。
オーナーの手による交換個所。
・マフラーはブルックランズ管に交換
・フロントフェンダーは細身のものに交換
・ハンドルはベロセットのMACのものに交換
・タンクの塗装。内側はサビを取り、コーティング済
・バッテリーは6Vのメンテナンスフリータイプ
・レギュレータはアメリカ製に交換
・フロント、リアスプロケット、チェーン交換
特記事項
・軽2輪登録のため車検の必要がありません。
・パーツリスト、ユーザーガイド、スペアパーツ
(Fハブベアリング、オーバーサイズピストン等)を付けてくれるそうです。
・タンク右側にヘコミがあります。
オーナー歴は不明です。
ガレージにて保管です。
個人の為消費税はかかりません。
以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、『バイク見聞録。』で裏づけを取ったものではありません。
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