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ジレラ サトルノ 500
1948 年式

品川 ナンバー付
走行
不明 備考

長さ
mm
mm
高さ
mm
重量
kg
排気量
500cc

取材日2014年 3月

ジレラは1909年にジュゼッペ・ジレラが創業した、イタリアのメーカーです。

ジレラは世界で初めてオートバイを市販したメーカーだそうです。
1935年には四気筒エンジンの技術を持ち、100ccから500ccまでの4サイクルエンジンを持つオートバイを製造しています。

1937年には最高速度170mphを記録しています。1939年に製造されたサトルノ(Saturno)はジレラを代表するオートバイとして、その後40年以上もレース界で活躍します。

このサトルノ(Saturno)は、ガレージ・ヴィスコンティから、整備付の条件で購入したそうです。

手に入れてからは、ご自分で整備しながら楽しまれています、部品の調達先の記録や整備書を揃えてあるのを見せてもらいました、これらの資料はサトルノの車両と同じに貴重なものです。

整備状態は良好で、しばらくぶりのエンジン始動でも問題ありませんでした。動画を撮影してありますので、見ればエンジン音で調子の良いことが分かります。

オリジナルからの変更点は、ピストンにあるオイルリングの1本が流用パーツに交換してあります、4本あるオイルリングの内のスカート部分のパーツです。

サイレンサーは流用パーツに交換してあります、JMCAのマークが付いている物ですが音量は小さくありません。

バッテリーは汎用品を使用しています、見栄えが良くないので黒いガムテープでオリジナル風にしています。
電装系はオリジナルの6Vです。バッテリーは弱くなっているので交換時期です。

当時の電装部品のメンテナンスは苦労されていると思いましたが、聞けば、オーナーさんの廻りには電装品、エンジン他の専門家がいらっしゃるとのことで、オリジナルパーツのリペアも可能だそうです。

燃料タンクは再塗装されてきれいです、ロゴは手書きで補修されているので良い雰囲気です。
写真を見れば分かりますが、クランクケースの砂型の地肌や小さな部品は経年劣化による変色がありますが、磨いたりせずにオリジナルのままにしておくのがオーナーさんの好みです。

クラッシックバイクなので、小さな不具合は現状でもあるそうです、それでも、このバイクの価値が分かる人にお譲りしたいそうです。

ちなみに、ガーターフォークの時代のジレラは日本には数台しかないそうです。

車両は東京都にありました。
個人の為消費税はかかりません。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。


【平成28年1月 SOLDOUT】


          SOLDOUT



 市販のサイレンサー装備

 ショックユニットも作動しています

乗車定員は2名、ツーリングで便利なリアキャリア

 エンジン番号と車台番号は同一です。

 車台番号

パイオニア・ランの記念写真(オーナー氏が撮影)

 整備書と関連資料のファイル

 PRJ’93 グランプリ賞のトロフィーと写真集
動画を見るには中央の三角印をクリックして下さい。
エンジン音からも調子の良さが分かります。



このバイクは売り切れました
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