ホンダ CX500ターボ
1982 年式

車検
2025年 5月
走行
35,300km
形式
PC03

長さ
230cm
72cm
高さ
137cm
重量
250kg
排気量
496cc

更新日2024年8月

国産二輪車史上初のターボエンジンを搭載したCX500ターボが、輸出モデルとして1981年に市販されました。


ターボ装着のベースとなったCX500(国内ではGL500)は、シルバーウイングと呼ばれる中間排気量モデル、縦置き水冷OHV80度Vツイン、シャフトドライブ。



Vツインエンジンを搭載するモデルが選ばれたのは、当時のラインナップでは、排気量で最適という事と、「普通のエンジン形式では面白くない」とメーカーの人が考えた、等々。



当時は、国内メーカー間で開発競争が激しく「HY戦争」と言われるように、ホンダは「打倒2サイクル」に燃えていました。

「4ストで2ストに勝つ」という信念を持つホンダだから、「ターボ」という新しいシステムの可能性に注目していました。



CX500ターボには、IHI製ターボを採用、燃料制御には、キャブレターに代わりEFI(インジェクション)を採用、コンピュータのデジタル制御によりターボを完全にコントロールしています。

EFIの制御コンピュータのサイズがコンビニ弁当並の大きさになり、テールカウル内に収まっています。



CX500ターボは、エンジン回転数 4000rpmで最大プースト圧になり、トルク曲線を比べると、3500rpmではCB900Fのトルクを上回ります、低回転域から、より大排気量に勝る馬力を発生します。



現代のダウンサイジングターボのような特性を持つCX500ターボは、結果として形式指定を受けられなかったので、後継モデルのCX650ターボとあわせて 7000台程度の生産台数だそうです。



CX500ターボは、車両価格 4,898ドル、ベースとなったCX500の2倍に近い価格だそうです。



このCX500ターボは、2オーナーです、最初のオーナーさんが「バイク見聞録」に掲載したのがこちら
バイク見聞録 CX500ターボ 売却済のホームページ


現在のオーナーさんが、3人目のオーナーさんを探しています。



【オーナーさんの説明】

かなり綺麗だとは思いますが初年度登録から40年経つので細かい部分は錆などが少々見受けられます。


車庫でバイクカバーをかけて保管していました。


サービスマニュアル、パーツリスト、オーナーズマニュアル、またその他データの入ったCD-ROMが付属します。


七宝焼のキーが2本あります。


ETCは左サイドカバー内に張り付けてあります。(新基準には対応していません)


メーター内照明、ウインカーはLED化してあります。


フロントタイヤの溝はありますが要交換(新品タイヤ付けます)、リアタイヤは数年前に交換し200Kmほどしか走行していません。


車検は2023年5月に継続しました。






車両は静岡県にあります。
個人の為消費税はかかりません。


以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。


   

95万円




*リヤサスはオーリンズ特注品

*ETC本体はサイドカバー内にあります

大きな写真はこちらから

2307_cx500t.zip をダウンロードする

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