KAWASAKI VOYAGER1200 | 1986 | 年式 |
車検
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18年9月
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走行
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20,400Km |
備考
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使用中のため距離は伸びます |
長さ
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2480mm
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巾
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960mm |
高さ
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1480mm |
重量
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310kg |
排気量
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1200cc |
取材日 2005年 3月 6日
アメリカ向け輸出車として86年から製造された車両です。 兄弟車ボエジャー1300の弟といったところです、資料が兄貴のボエジャー1300と同じエンジンのZ1300についてありますので紹介します。 Z1300は、最大のマーケットであった北米市場でとにかく大排気量が好まれるというリサーチから生まれました。 海外ではツーリングの走行距離が長いということで、メンテナンスフリーのシャフトドライブをチョイス。また、ツーリング時の静粛性のために水冷方式を採用。この結果、300kgを超える車体を静かに200km/hオーバーの世界まで引っ張る驚異的なマシンが完成したのです。 世界のライダーから「Whispering Six(ささやきの6気筒)」と賞賛され、その後、10年以上にも渡ってロングセラーを続けた、世界で最も成功した6気筒バイクです。 アメリカ市場には、巨大なカウルをつけたモデル・Z1300B2(1980年)も投入されました、その後、ツアラーとして高級装備を付けたボエジャー1300に発展しました。 ボエジャー1300が超ド級、世界最大クラスの車格を持つのに対して、少しサイズダウンして普通のツアラーが欲しいというコンセプトで誕生したのが現車です、これでも大きさは並のフルスケールツアラーのサイズです、エンジンは水冷4気筒1200cc、シャフトドライブ。 メーターはフルスケール180KMですが、右手をひねれば針は右側にはりついたままになるそうです、ライダーは大型シールドのおかげでFMラジオを聴きながらです、オーディオはAM/FMカセットです、これはオリジナルですので経年変化により時々ノイズが左スピーカーから出ますがそのまま現状でお譲り致しますので御了承願います、オーディオについては車速が上がれば音量が連動して上がる機能付、その操作部は左側グリップに集中しています。キャブはオリジナルが定評のある負圧タイプですから信頼性があります。 サスペンションにはエア加圧の機能があり、右側のポケットの中にエアバルブ内臓しています、これは通常状態で加圧が抜けますので、適時ポンプにて加圧して使用します、その為の小型エアポンプとエアゲージが付属します。 センタースタンドは2段階に操作するタイプですから、普通の大型車と操作力は変わりません。 オーナーさんは、オプションとしてボード形状のステップと踏み込みタイプのチェンジペダルに換えています。 運転席用前後調整 & 可倒式バックレストもオプション装着しています。 手に入れたのは近くのショップからで、平成16年9月、走行距離19500KMでした。最近の整備は、セルモーター交換です、部品は純正部品が手に入るので心配がないとのお話です。 使用状況は、少なくとも1週間に2度ほど走行していますので、好調を維持しています、エンジン好調、冷間・始動直後こそタペット音が少しありますが、暖気が済めば静かになります。 シフトチェンジに関して、シーソー型の踏み込むタイプですが、冷間時(エンジン始動直後から5分くらい)でミッションが温まらない時は1速から2速へのシフトアップが渋い感覚がありますが、5分も走行して暖機が終われば普通になります。 外観は良い状態を維持しています、車庫保管とオーナーさんの意識が高いのが理由でしょう、残念なのは、ダミータンクカバーが樹脂製なので、ヒビが一箇所あります、シートとの境目にあるので目に付きます、機能的には問題ありません。 もうすぐ高速道路のタンデム走行解禁予定なので、バイクの楽しみ方が広がりますね。 車両は東京都にあります。 個人の為消費税はかかりません。 以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。 SOLDOUT |
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