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カワサキ W1 1972 年式
車検
19年1月
走行
21,400Km
備考
使用中のため距離は伸びます
長さ
2135mm
850mm
高さ
1100mm
重量
199kg
排気量
624cc

取材日 2005年 3月 6日

W1は1966年にカワサキとしては初めての大排気量車として誕生しました。
そのルーツは目黒製作所製K1です、メグロは1963年にカワサキと合併、改良型K2は白バイ採用実績があります、さらに海外輸出の為に排気量アップした改良型がW1です。
このW1SAは1971年発売開始、現代的な左チェンジ、右ブレーキとなっています。

旧オーナーさんの手入れが良く、大事にされたであろうW1は現在まで、消耗部品の交換と通常のメンテナンスだけで力強いバーチカルツインの排気音を響かせています。
現在のオーナーさんは、長年気になっていて探していたW1をカワサキ系ショップ店頭で見つけて本年(2005年)の1月に手に入れました、車両はほとんどオリジナルという状態、変更点はハンドルバーのみです。最近の整備は、バッテリーとポイントを交換しています。
フューエルタンクの塗装のかすれ具合が、長い年月を経ていることを感じさせますが、キックスタートして、はじける排気音を聞くと『まだまだ元気じゃないか』とほめてやりたくなります。

現状は、最初の写真にあるサイドバックを付けています、4枚目に小さく写っているのが、左側クラッチレバーホルダーの割れです、ホルダーを締め付けるボルトを締めたら、バキッと割れたのでタイラップで固定して走っています、代わりの新品部品があります(最後の写真にある純正部品、左右2本レバー付)ので気になる人は交換してください。
9枚目の写真にあるタンクのへこみですが、手に入れる時からなので詳細不明です、形状から判断してフロントフォークが当たったと想像します、ハンドルストッパーに傷がありますが、走行に支障はありません。
メインキーとハンドルロックキーは予備共に揃っています。

オーナーさんの希望は、オリジナルのノンレストアである価値が分かる人にお譲りしたいとの希望です。

オーナー暦は2オーナー。オリジナルカラーでノンレストア車両になります。


車両は東京都板橋区にあります。
個人の為消費税はかかりません。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。


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