カワサキ KZ900 |
1976 | 年式 |
車検
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30年7月 |
走行
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2,374Km | 備考 |
長さ
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2110mm
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巾
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770mm |
高さ
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1190mm |
重量
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220kg |
排気量
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903cc |
取材日2017年 4月
カワサキ製大排気量903cc 4気筒4本マフラーの通称「Z1」ゼットワン。 ホンダからドリームCB750Fourが発表されて世界中の注目を集めている時代に、それを超える排気量・パワーを実現したのがZ1(1972年)です。 フレームナンバーZ1Fから始まる通称「Z1」、初期型のZ1から、Z1A、Z1Bまでと言われています。 このKZ900はフレームナンバーZ1Fから始まるシリーズ最終型A4型です。 フレームは基本同じ、外装が若干異なるのでZ1とは言われないのです、 では、KZ900の外装部品が40年を経て劣化しているので、新品の純正部品に交換したい場合、メーカーでは純正部品はとうの昔に絶版です。 でも、世界中にファンがいるZ1の外装パーツは純正部品と交換することができる再生産した部品があります、リプロと呼ぶ社外品です。 新しい外装部品を装着したKZ900は、まんまZ1です。レジェンドと呼ばれるZ1の末っ子に愛情を持って接するのがカワサキフリークだと思います オーナーさんは何台もZ1を乗り継いでいるほどのZ1フリークなので、バイクを見る目は確かです。 今回は状態の良さそうなKZ900を某大型店から輸入新規で購入してしばらく乗っていたものの、やがて白煙がでるようになってしまい、地元のバイクショップでエンジン腰上オーバーホールしました。 キャブはビトーR&DのCR、電装はウオタニです。 マフラーは社外品ですが、爆音ではありません、輸入車なのでこのままで車検は通ります。 私が見るとZ1にしか見えませんが、いくつか相違点があります。 このKZ900はUSモデルなのでZ1と同じシングルディスクです。ヨーロッパ向けZ900はダブルディスクになりました。(ブレーキキャリパーの外観も異なる) メーターは交換しています(km表示)、インジケーターランプが横並びなのはZ1と同じなので交換済でしょう。 リフレクターがフロントフォークとリヤサスに付いているのがZ1、KZ900はフレームにリフレクターが移動しました。このバイクはリヤサスにリフレクターが付いていますが、フロントフォークには付いていません。 シート開閉がZ1はシートロック解除してレバー操作でシートを開けるのに対してKZ900はキーをシリンダーに挿して回すことでシートロック解除します。 シートを開けるとバッテリーの搭載位置と向きが異なります。 フレームが補強されていたり、Z1Fの中では最終型なのでKZ900の方が優れていると言っていいと思います。 その他、こまかい相違はありますが、肝心の走りは絶好調のZ1なのでオーナーさんは満足しています。 エンジンは腰上オーバーホールしてからの走行が1,700kmのナラシ中です。 動画でエンジンノイズを確認してくだされば絶好調だと納得されると思います。 バイクとオーバーホール費用・部品代で200万円くらいだそうです。一生物だからと思って仕上げたそうですが、事情により泣く泣く売却するそうです。 個人の為消費税はかかりません。 以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。 【更新日 平成29年9月 SOLDOUT 】 【 バイクの説明を削除しました。 】 ![]() |
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