KTMはパリダカなどの国際ラリーに出場できるスペックの小型軽量モデルを開発。本格ラリーに使えるレース用マシンを市街地でも乗れるのようにアレンジしたのがLC4 640 AdventureRです。
水冷625ccのシングルカム4バルブ単気筒エンジン。シリンダーはニカジルコーティング処理がされ、ピストンやシリンダーの磨耗も最小限に抑えられ、耐久性も増しています。
オイルポンプも2つ装備され2系統(シリンダーヘッドとトップギア専用)へオイルを供給。オイルフィルターも2つ付いています。安定したオイル供給とクリーンな状態を保ちます。
セルとキック(左側)の併用です。
前後のサスはホワイトパワー製です。フロントはパリダカで定番の50mm径エクストリームフォーク。
軽量クリモリ鋼管フレームにアルミスイングアーム、スポークも一般的な物より太く、そのままラリーで使用できるスペックを持っています。
前後ブレーキはブレンボ製。
メーターもデジタルラリーメータを装備。区間タイムや区間距離、その他細かい設定も可能です。
燃料タンクも大容量の28リットル、リザーブが左右3リッターずつあります。リザーブだけで100km以上走れそうですね。
1998年モデル、トシ・ニシヤマで購入しています。
当然1オーナー。
足つき性をよくするためにKTMの車高ダウンキットで車高を下げています。
車高ダウンに合わせ、サイドスタンドもショートの物を後付けしています。
キャブレターはミクニ製TMRに変えています。
マフラーをKTMのコンペ用ステンレスマフラーに交換しています。
見た目はビッグオフローダーでやや大人しい感じですが、エンジンや車体内容はこのままレースに出れるレベルです。(街乗りではかなりのオーバースペックです!ハイ)
ビッグ単気筒のロードバイクやミドルクラスのマルチエンジンでは・・・でしょう。
当初のメンテナンスは購入したトシ・ニシヤマで。その後、日本総代理店のリベルタで行っています。
メンテナンス(車検含む)費用は軽く50万以上掛かっています。
02年の9月にエンジンを下ろしてのフルOHとシートの張替え、前後サスのOHを行っています。
11月にはホイールベアリング交換、エンジンオイル&フィルター交換、クラッチワイヤー交換もしています。
エンジン・足回りのOHと消耗品の交換を行っています。(外装とフレーム以外ほぼ全てOHとお考えください)
整備記録はショップの整備明細書で裏づけがとれます。
よく林道に走りに行くそうですが、転倒歴は「全くなし」だそうです。
写真に写っていますタンクバック、ハンドルグリップカバー、リアのトップケースはお譲りできません。
ノーマルのキャブ(デロルト製)とマフラーは付属品としてお付けいたします。
普段使うので走行キロが伸びます。
他にオートバイが数台あるため手放すそうです。
個人の為消費税はかかりません。
以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。
動画、写真(大)もございますので、メールにてご依頼ください。
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