モトグッチ アイローネ 250 |
1951 | 年式 |
軽二輪 |
走行
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距離不明 | 備考 | 返納済確認書有り |
長さ
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mm
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巾
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mm |
高さ
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mm |
重量
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kg |
排気量
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250cc |
更新日2011年 6月 SOLDOUT
モトグッチの歴史の中で1940年代から50年については、GPレースで勝利を欲しいままにした、黄金期といえるでしょう。 1951年はシングルエンジンのマシンがノートンマンクスなども含めて最速のマシンでありえた時代です、モトグッチはこの時代に最高に輝いていたイタリア製バイクメーカーです。 このMotoGuzzi 250 Airone は、シングルシリンダーエンジンがいわばレーサーレプリカそのものであった時代に造られたモデルであり、一見地味に見えるマシンですがシングルエンジンの黄金期、最後の完成されたモデルということができます。 モトグッチも1950年代を境にして後年は台頭する日本車やアメリカ市場を強く意識した量産モデルを中心としたメーカーに変わっていきます。レースから遠ざかったモトグッチでしたが、今見てもそのシングルモデルの先進性には驚かされます。 アイローネのフロントフォークはテレスコピック式です 油圧ダンパーではなく、スプリングにグリスを抵抗のために注入してあるもので、同年代の他社のサスペンションとは異なる倒立サスペンションを採用していることからも剛性を追求している先進性がうかがえます。(オイルシールは無し、漏れたら継ぎ足しする) リヤサスについても、他社のマシンはリジッドか、せいぜいプランジャーサスペンションの時代なのにリアサスペンションをエンジンの下に備えて、摩擦式のダンパーを使用しています。 このマシンは複数のオーナーを経て手に入れたそうです、サドルシートは前席、後席ともにきれいです、タンクには、一部分塗装の下から膨らみができている箇所もありますのでレストアされていると思われます。 タンクの内部はキャップを開けて覗いたところではキレイで問題なさそうでした。 機能については車体・エンジンともに良好な状態です、ビデオを見ていただければ分かると思います。どこまでも走っていけそうな感じがします。 前回走行は西仙台ハイランドだとのことです、整備済の車両なので現状販売とします。 オーナーさんはバイク業界で有名な人です、このバイクを預かってメンテナンスしている人も業界で有名な人なので安心して購入できます。 購入後のアフターケアについてもお願いできますし、部品調達についても親身に相談に乗ってくれるという評判の良い人なので、関東以外の地区、あるいは外国にお住いの人にもおすすめできるバイクです。 売却理由は、バイクが多過ぎるので、整理する気になったからだそうです。 車両は東京都にあります。 個人の為消費税はかかりません。 以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。 |
日本には10数台現存するようです![]() |
ベーコンスライサーが光ってます![]() |
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リヤフェンダー先端には塗装にヒビ割れが有り![]() |
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キー式スイッチ![]() |
左側クラッチレバー![]() |
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右側フロントブレーキレバー![]() |
ドライサンプ式 オイルタンク(三角形)![]() |
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Fフォークオイルは漏れます(構造上の理由)![]() |
リヤBはかかとで踏むタイプ、キックペダル固定式![]() |
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キレイなシート![]() |
タイヤ新品![]() |
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底面の黒い筒がサスペンション![]() |
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右チェンジ シーソー式![]() |
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雨天の撮影なので水滴が付いています![]() |
GUZZI浮き彫り入りサイレンサー ![]() |
この車両はSOLDOUTです
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