TRIUMPH TR−6 トロフィー | 1966 | 年式 |
車検
|
18年5月
|
走行
|
2,810マイル |
備考
|
長さ
|
0000mm
|
巾
|
000mm |
高さ
|
0000mm |
重量
|
180kg |
排気量
|
650cc |
更新日 2008年1月
このトライアンフは、東京の神田にある英国車再生の学校で2年前に組み立てたものです。 米国から持ち込んだ車体をベースに、クランクケースの内部まで完全に分解洗浄し、丁寧に仕上げたトライアンフです。 基本的には、工作精度の高いオリジナルのパーツを使用し、消耗したり傷んでいるものを、新しいパーツに替えてあります。 交換した主な部品は、シリンダー、ピストン、クランクケース内のベアリング、チェーン、ブレーキ、リアショック、シート、スポーク、マフラー等です。 点火系統は、始動性、安定性、メンテナンスフリーの面で有効なボイヤー製のCDI方式に変更しています。 1966年当時は必要とされていなかったウインカーとストップランプを新設しました。 速度計、回転計、積算計などのメーター類も正常に作動します。 トライアンフの650は、シリンダーヘッドの交換だけで、ツインキャブのボンネビルと、シングルキャブのトロフィーを選ぶことができます。低速トルク、日常の使いやすさ、整備性を考慮してシングルキャブのトロフィーを選択しました。 詳しいことは別冊モーターサイクリスト5月号に、英国車再生学校代表者の記事「ブリティシュバイク教室」が掲載されていますので参考にご覧下さい。 この単車と暮らして行くにあたってのポイントをまとめてみます。 ・エンジンのパワーは、余程のスピード狂でない限り必要にして十分だと思います。 ・トルクとサウンドとバイブレーションが官能的です。 ・コーナリングはやはり古い単車です。顔を向けただけで行きたい方向へは行ってくれませんので、きちっとしたニーグリップが必要です。 ・ブレーキは国産のディスクにくらべると効きません。シューを張り替えてあるので当りがでてくるともう少し効いてくるかと思います。 ・吸気バルブのシャフトからオイルが滲んできます。走った後は必ず拭き取ってやらないと汚れてしまいますので、あまり神経質なひとには向かないでしょう。 ・この時代の英国車の常として、ニュートラルから1速に入れるとき同調させるギアがないので音がしますがこれは不具合ではありません。 ・ダイナモの発電能力が低いので、国産車のようにライトをつけっ放しにするとバッテリーがあがってしまいます。電流計に注意してこまめな操作が求められます。 オーナー様は、年齢から、この単車を取り扱うのが少々厳しくなり、小さな単車に乗り換えるための出品です。 オーナー歴は不明です。 車両は大阪府にあります。 個人の為消費税はかかりません。 以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。 SOLDOUT |
![]() |