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ヤマハ XS1B
1971 年式

車検
無し
走行
59,639Km(実走) 備考

長さ
2175mm
905mm
高さ
1115mm
重量
185kg
排気量
643cc

更新日2010年9月

1970年(昭和45年)3月、ヤマハが初めて世に送った4ストローク・マシンが 「 XS−1 」 。それまで2ストロークのみであったヤマハが英国車を超えようと、満を持して登場させた。

当時の英車は「バーチカルツイン」が主流で「OHV」だった。しかし、ヤマハは高回転化が可能でパワーの引き出せる「OHC」を採用。同排気量のトライアンフが46psであったが 「XS−1」は53psと大きく上回り、最高速は185km/hをマークした。

しかし、時代は皮肉なもので、XSデビュー前年の1969年、ホンダは世間をあっと言わせた「CB750FOUR」をデビューさせたのだった。
1年遅れのXSは高性能で魅力的なバイクながら4気筒のモンスターバイクに人気をすっかりとられた形となった。
だが、XSはヤマハが丹誠込めて作った銘品で信頼性が高かったことから、TXやXSスペシャルと名前を変えながら息の長いモデルとなったのである。

取材車ですが現在のオーナー様の義兄弟に当たる方から譲り受けたとの事ですが、義兄弟様の手厚いメンテナンスにより非常に良い状態を保っています。

キック一発で目覚めたエンジンはConti製のマフラーによって官能的な音質を奏でます。
現オーナー様は自動車のメカニックさんで専門的な知識により多数の社外パーツによって改良されてます。

・フロント・リア EXCEL 製アルミリム

・フロントドラムブレーキはスズキGT750初期モデル用ドラムブレーキを移植

 (ダブルパネルと呼ばれる4枚シュー)により強力なブレーキ制動を確保

・フロントフォークはXS650スペシャル用フォークを移植

・ワンオフによるオイルクーラー

・KEIHIN FCR 39φキャブレター

・エキゾーストパイプもワンオフ

・Conti マフラー

・リアショックはコニ製

・750ccにボアアップ

・点火系はXS650スペシャル用フルトラへ変更

・スイングアームは角材を溶接補強、塗装済みなのでよく見ないと
 見落としますが、確認すると確かに角材で補強されてるのが分かります。

・タンク及びサイドカバーの塗装はオリジナルのままで、タンクはニーグリップにより
 塗装が薄くなっているのがかえって味があります。

・備考としましてこの車両は2002年にオートバイ雑誌のGOOGLEに撮影用に貸し出し平忠彦氏と共に
 写真が掲載されました。

・注意点はタイヤとバッテリーのみ要交換となります。

最近はほとんどホンダCB1100F に乗る事が多く、車庫スペース確保の為今回売却に踏み切るそうです。

メンテナンスが行き届いてはいるとは言え、30年以上のバイクですので旧車にご理解のある方、
メカに多少の知識がある方にお勧め致します。

車両は神奈川県にありました。
個人の為消費税はかかりません。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントを基に作成したもので、整備記録修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏付けを取ったものではありませんのでご了承願います。 



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このバイクは売り切れました
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