BMW R100RS |
1982 | 年式 |
車検
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22年3月 |
走行
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69,000Km |
備考 | ワンオーナー ディーラー車 |
長さ
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2240mm
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巾
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790mm |
高さ
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1330mm |
重量
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230kg |
排気量
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980cc |
取材日2009年 3月
BMW R100RSは高速ロングツアラーとしての性格付けがされていて、しかもBMWレーサーと同じRS(レンシュポルト)の名称が与えられたモデルです。 その超ショートストロークのエンジンは最高出力発生回転時の7,250rpmにおけるピストンスピードは17.1m/秒であり、比較的低速度で稼働する余裕から高い耐久性が期待できます。 最高出力は圧縮比9.5から70ps/7,250rpmを発生し、最大トルクは 7.7kg-m/5,500rpmです この数値は後年再生産されたモノショックのR100RSに対して10psのアドバンテージがあります。 81年〜83年の最終型2本サスの車両は、足回りもモノサスにかなり近くなっていて、乗りやすく、速いとの定評です。 2本サスが欲しいけど、ガンガン走りたいという欲張りな要求に応えられるのがこの年式のR100RSです。 長い年月をかけて熟成されてきた空冷4サイクル水平対応2気筒OHVは、最高時速200Km 0〜400m加速13.3秒の性能を発揮します。 このR100RSは量産車としては初めてのフルカウリングとキャストホイールが採用されました、これらの装備はBMWの目指す高品質な製品造りにふさわしいものです。 特に、ハンス・ムートがデザインしたFRP製のフルカウリングは空気抵抗減少、ライダーの保護は勿論のこと、フロント部分にダウンフォースを与える役目まで持っています、その巧みにデザインされたフロントカウリングの重量は9.5kgたらずです。 このR100RSはオーナーさんが埼玉在住の時にエーエムエスフジイさんから購入しました。 その後転居により、グッチスポルトジングウシさんでメンテナンスを受けています。 メンテナンスの明細書はグッチスポルトジングウシさん分は全て保管されています。 大きな整備としては、1万Km時に有鉛ガソリンから無鉛ハイオクへの移行に対応する目的でバルブシートの打ち替えをしています。 部品交換では、リヤサスはオーリンズに換装、直近では1年前にタイヤ交換をしています。 現在、機関、機能ともに絶好調です、外観には経年変化によりシリンダーヘッドの塗装ハゲが少しあるのが認められます、又、BMWの丸いエンブレムは黄色に変色(日焼けのようです)しています。 オーナーさんが、メンテナンスしてもらっているショップに「整理の為に手放すつもりです」と伝えたところ「このR100RSは手放すのは惜しいでしょう」と言われたそうですが、ショップさんには正直に売却の気持ちを伝えてあるそうです。 パニアケースのステーが取付けてありますが、パニアケースはありません。 使用状況は、車検ごとに2,000Km以内の走行距離です。 特筆する事は、このR100RSはボクサーエンジンにもかかわらずオイル消費がほとんど無い事です。これがいかにめずらしい事かは、実際のユーザーさんにしか実感できないでしょう、 サービスマニュアルには1,000Kmあたり1リットルは通常の範囲だとの表記があるようです。 取材当日は雨天でしたが、カーポートで動画を撮影してありますので、調子の良いエンジンサウンドを聴いてください、専門店のメンテナンスにより、しばらくは安心して楽しめるバイクです。 前日に、保管場所から自宅に乗ってきてバイクカバーを掛けてある状態でしたが、セル一発でエンジンスタートしました。 車両は千葉県にあります。 個人の為消費税はかかりません。 以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。 SOLDOUT |
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