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350マークVデスモ 1969 年式

車検
 無し
走行
2344マイル
備考
返納証明書あり

長さ
0000mm
000mm
高さ
000mm
重量
-kg
排気量
350cc

更新日2012年5月

ドゥカティはエンジンにデスモドロミックと呼ばれる強制バルブ開閉システムを採用しており、 「デスモ」と略称で呼ばれます、ドゥカティの現行機種は全てデスモドロミック機構を搭載しています。

世界中を探しても2輪車4輪車を問わず、市販車にデスモドロミック機構を採用しているのはドゥカティだけです、 ドゥカティのアイデンティティともいえるデスモドロミック機構ですが、このデスモドロミック機構を採用した初めてのバイクは1956年の 125ccGP用レーサーでした。

市販車への採用は1968年マークIIIデスモシリーズが最初です、同じ 350マークIIIシリーズでも、デスモとノンデスモのエンジンが存在し、較べるまでもなくデスモのほうが人気があります。

このバイクはデスモヘッドを持つ最初のドゥカティ市販車です。1969年式ですが、驚くことにノンレストアの車両です、フルレストアも価値がありますが稀少性でいえば、この年式でノンレストアの車両を探すのは困難であろうと思われます。

バイク各部はほとんど全部がオリジナルのままですが、3点だけ変更してある部分があります。

キャブはアマルが装着してあります、このキャブも調子が良いです、オリジナルはデロルトSS−1、29φのリビルト済の部品を保管してあります。

変更箇所の2点めはリムです、オリジナルの鉄リムからアルミ製リムに交換してあります、オリジナルのリムはありません。

キーはメインスイッチのキーはオリジナルではありません、複製されたキーになっています、ハンドルロックキーはオリジナルです。

バッテリーは消耗品なのでオリジナルではありませんが現在は外してあります。

外観は年式を考えると大変保存状態は良いです、ところどころに少し錆が出ていますが表面部だけのようです。フューエルタンクの中はきれいで錆は見当たりませんでした。

右足のシフトチェンジは前に踏み込み1速、かかとで踏み込み2〜5速のタイプで靴のつま先が痛まないものです。

タコメーターはレッドゾーンの赤い目盛りが8,500回転についています

このバイクは25年前にアメリカから輸入したものを手に入れたそうです、国内で登録をしてありますで、車検切れとはいっても、5万円程度の車検費用をみておけばよいそうです、新オーナーさんが希望されるなら車検業者を紹介してくれるそうです。(車検費用は新オーナーさんの負担です、他には名義変更費用だけで全てです)

しばらく保管状態になっていて、興味のある方がいればお譲りしたいとの事で取材してまいりました。

取材時は保管状態の為、エンジン始動はしていませんがオーナーさんは当サイトの常連さんで、ご自分で整備をしている人です。

その車両管理には定評がありますから車両状態については問題ありません、車検さえとれば、そのまま乗り出せるコンディションです。

車両は千葉県にあります
個人の為消費税はかかりません。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。


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