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W1SA
1971 年式

車検切れ 整備済
走行
52,176Km 備考 レストア済 カスタムペイント

長さ
2135mm
850mm
高さ
1100mm
重量
199kg
排気量
650cc

取材日2010年 7月

W1は1966年カワサキが発売した大排気量車です、OHVバーチカルツイン(直立2気筒)の空冷エンジンは650cc当時国内最大のビッグバイクとして君臨しました。
このWシリーズにより「大排気量車のカワサキ」のイメージが作られ、、当時の白バイに活用されたことでも有名です。

当時の国内市場で、「ダブワン」はバイクファンにとってまさに夢の存在であり、運良くオーナーになれた人にとっては、最高のステータスシンボルとなる名車です。ちなみに当初公表された最高速度は国産最速の180km/h

1971年の東京モーターショーで大幅な熟成を果たした650W1スペシャル(W1SA)が発表されます、リンク機構を介して通常の左足チェンジ方式を採用。赤黒ツートーンのタンクやブラックアウトされたシリンダー冷却フィンなどの豪華な雰囲気は、大人のビッグバイクとして独自の風格と魅力を放っていました。

現車のカラーリングは純正色ではありませんが、当時の雰囲気に合うカラーリングでレストアされています、塗装の状態は良いコンディションです。

レストアはファインテックフカイさんでエンジン腰上オーバーホール一式されています、整備内容は書類があります、フレームには同店名のエンブレムがついています。エンジン音を聞けばパワフルなW1の排気音に当時の記憶がよみがえります。

主なレストアの内容は、ガバナー、プライマリーチェーン交換、電装はメインハーネス交換、スピードメーターOH、前後ブレーキOH、フロントフォークOH、前後スプロケットとドライブチェーン交換、ポイント交換などで60万円以上の費用をかけています。

整備後、1000km程度走って、車検切れとなりナンバーは返納してありますが、時間があればガレージで手をかけて好調を維持しているので車検の取得はすぐにできる状態です、車検費用は法定費用だけで整備費用は不要なので車検場に持ち込める人なら3万円強程度だと思われます。

ひとつ残念なのは左ハンドルスイッチにあるライトスイッチのレバー先端ノブが取れてなくなっています、レバーは指で操作するのは問題ありません。 写真 w1_100704(5)

左側サイレンサー上面にはバッテリー液が漏れた跡がついて、メッキの光が無くなっているところがあります。写真 w1_100704(10)

オーナーさんは他にも二輪車、四輪車があるので乗る機会が少なくなり、W1が好きな人に乗ってもらいたいとの思いで出品されています。

車両は千葉県にあります。

個人の為消費税はかかりません。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。


                                         SOULDOUT



 カスタムペイントが品の良い色調です

プロの手による塗装済
状態の良いシート

左側スイッチのノブが取れて紛失



ブレーキシュー前後レストア済
左側のサイレンサー上部にBT液漏れ跡あり





 





この車両は売り切れました
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