トライアンフ ボンネビルT120 |
1963 | 年式 |
車検
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切れ |
走行
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不明 |
備考
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車検切れH27年1月 |
長さ
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2140mm
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巾
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850mm |
高さ
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1060mm |
重量
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170kg |
排気量
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650cc |
取材日2017年5月
トライアンフは経営母体の度重なる変遷を遂げ、今尚トラディショナルモデルメーカーとして人気の高いイギリスの老舗バイクメーカーである事は周知のとおりです。 手頃な価格でありながら素晴らしい乗り味を兼ね備え、中でも1959年に登場したボンネビルは、ティアドロップと呼ばれる流線型のタンクを有する美しいフォルムと、軽快でグッドハンドリングな走行性能を併せ持つ伝説の名車です。 後に多くのバイクのお手本となりましたが、オリジナルとしての威風は50年以上になる今でも古さをまったく感じさせません。 今回のボンネビルは、1963年式です。 エンスー系のお車やバイクを多数所有されているオーナーさんは知人から譲り受けました。 車体番号とエンジン番号は一致しています。 電装にはボイヤー製フルトラキットを装着しています。 フロントのドラムブレーキは、1969年製ツーリーディングに変更してありますので、旧来品に比較して強力なブレーキになりました。 キャブレターはアマルモノブロック(スペイン製)に変更してあります。 リヤサスは、(旧)ガーリング製です。 前後のホイールは、メッキリムにステンレススポークを使用しています。 マフラーは、比較的新しい物が装備されています。 T120という名称の由来であるタコメーターは正常のようです。 但し、エンジン内部のギアを組み込み忘れのため、現状では動きません。 エンジンオーバーホールの機会があれば、ギアを組み込めば動きます。 本来は左サイドにあるイグニッションスイッチを防犯上シリンダーキーに変更してあります。 車検は平成27年1月末までありました。平成29年3月末にナンバーを返納しました。 手放す理由は「このバイクは知人から譲り受けましたが、フットブレーキとチェンジペダルが左右逆な為、複数のバイクを維持管理するのに乗るのは困難なのでお好きな方にお譲りします。」とのことでした。 旧車には、多いですね、ブレーキとチェンジが逆になっているバイクです、しばらく乗っていれば慣れます。 現在のバイクと比較してブレーキもエンジントルクもマイルドなので少々操作を間違えてもたちまち転倒するほどシビアなものではありません。 個人の為消費税はいりません。 以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復暦などに関しては、バイク見聞録で裏づけを取ったものではありません。 【更新日 平成29年6月7日 SOLDOUT】 |
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